クリスマス ギフト プラン 2020東北3県と沖縄県の児童養護施設の子どもたちの笑顔のために、1,000個のクリスマスギフトをプレゼント!

9回目を迎えた今年は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、会員の方々の参加や子どもたちを招くイベントの実施は見送り、社員によるボランティア活動へと変更。密集を避けるために3日間に分散し、お菓子の詰め合わせを1,000セット作成しました。
1日目はニュースキンジャパンが支援しているプロゴルファーの永井 花奈 選手が飛び入りで加わりました。また、今年はニュースキンが社会貢献活動のテーマのひとつとしているサステナビリティの観点から、少しでもごみを減らすことを目指し、例年使用していたクリスマス ブーツではなく、何度でも使い回せるオリジナルのコットン製エコバッグに8種類のお菓子を詰めました。
完成したギフトは、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンを通じて東日本大震災 被災地の岩手県・宮城県・福島県にある児童養護施設と、子どもの貧困が深刻な問題になっている地域のひとつである沖縄県の児童養護施設の子どもたち、合計1,000名に贈られました。

クリスマスギフトプラン2020

ニュースキンの新しい風、「#新しい自分」あなたも7人目になりませんか?

国勢調査などのデータとニュースキン会員データを掛け合わせるビッグデータ分析手法によって創り出された6人のバーチャル ニュースキン会員が、好きなコト、好きな製品を語ります。2020年冬から2021年春にかけて登場する新製品を彼らと一緒に楽しんで、「自分らしく」「輝いて」「自信をつける」。あなたもニュースキンの新しい風に!

#新しい自分 6人の紹介
One day in winter ケンジ&ミワ
One day in winter アキラ&ルナ
One day in winter シン&トモ

子どもたちと、マラウイの未来のために 「マラウイ トリップ」旅行記 後編(ビタミール編)

ニュースキンが取り組む社会貢献活動の一つ、マラウイ支援。一時的な食糧支援ではなく、継続的な雇用を創出/ビタミールとは<後編>

 ニュースキンがさまざまな形で支援を行っているマラウイ。どのような人々にどのような形で現地へ支援が行われているのか、実際に目にして体験できるのが、ニュースキンの「マラウイ トリップ」です。

前編に続き後編では、ニュースキンのビタミールが生産されている現地の工場と、ビタミールを受け取っている子どもたちに会いに行ってきます。

Day 4 「CBCC」訪問。−−「つくる、配る、たべさせる」

 今日の訪問先は、世界的なNPO団体「フィード ザ チルドレン」 がマラウイ各地1,000ヵ所以上に設置しているコミュニティ ベース チャイルドケア センター(地域密着型チャイルドケア センター/以下CBCC)。ニュースキンは、フィード ザ チルドレンと協力し、1日あたり10万人もの子どもたちにビタミールと呼ばれる食糧を届けています。

 ビタミールは、ニュースキンのブランドパートナーやショッピングメンバー、そして社員が購入し寄付されています。毎月、みなさんが購入・寄付した分だけのビタミールが製造され、最後にここで、子どもたちの笑顔の源となるのです。

 ビタミールを受け取る子どもたちの様子を見ていると、「ああ、これは給食だ!」と気づきます。そう、CBCCは、簡単に言えば3~5歳児を対象とした「給食付きの保育園」。

 集団生活から衛生習慣 、さらには読み書きや英語なども身につけながら、給食として豊富な栄養のビタミールを食べられる。十分な食事を摂ることができない子どもたちとその親にとって は、本当に本当にありがたい存在なのです。

 もっともっともっと、こんな弾ける笑顔を増やしたい。きっと、この子どもたちがマラウイの明るい未来をつくってくれる。そんなことをイメージすると何だかワクワクしてきます。そのために、私たちにできることは何だろう。考え続け、行動し続けていきたいと思いを新たにしました。

Day 5 グッバイ、マラウイ。チェワヤ村、ビタミール工場訪問

 長かったマラウイの旅も、今日が最終日。目的地に向かいながら、マラウイの人々の暮らしを垣間見ます。

 道路を走っていると、こんな「お店」にたくさん出会います。農村に比べればインフラが発達している地区ですが、持ち運びができる照明がたくさん売られているところを見ると、電気が通っていない家庭が多くあることが伺えます。物質的な生活水準は決して高くありません。

 この日の最初に訪れたのは、チェワヤ村。ニュースキンジャパンの支援で行われている農業教育支援「チルドレンズ ブライター フューチャー フォー マラウイ(以下CBF)」のモデル地区に選ばれているところです。SAFIのノウハウをモジュール化し、効果的に広める支援がここで行われています。政府が雇用する農業指導員(AEDO)を通じてマラウイ各地の農村に届けるプロジェクトなのです。

 チェワヤ村では、肥料のつくり方や畑の管理手法など、農業の生産性を飛躍的に向上させるためのさまざまな知識を身につけることができます。プロジェクトの成果は一目瞭然。上の写真のトウモロコシ、左はトレーニング実施前、右は実施後のトウモロコシです。大きさが全く違います。これには、日本からの参加者もびっくり!

 CBFプログラムでは、SAFIのカリキュラムに基づいた知識を、より多くのファーマーに届けることができる仕組みになっています。これまで5年間、累計で4,272世帯に農業トレーニングを提供してきました。この取り組みが広がれば、マラウイの村々を効果的に豊かにしていくことができるのです。

 次に訪れたのは、CBCCで子どもたちの給食になっていた「ビタミール」を現地生産している工場です。1日あたり約10万食が配布されているビタミールは、すべてこの工場で生産されています。現地生産することでなんと400人もの雇用を生み出している、というのも驚きの事実。

 主な原材料となるのは、トウモロコシや大豆などの穀物類。これもまた、マラウイの農家がつくったものです。農業学校SAFIの卒業生も、原材料を納入しているとのこと! マラウイで生産されたものをマラウイの人が食べる、「地産地消」を通じて現地経済を活性化させています。

 製造工程は、シンプルかつ合理的です。衛生面にも、十分な注意が払われています。不純物の分離、焙煎、冷却、ブレンド、袋詰めなどの工程を経て、ビタミールが完成します。

 袋詰めの直前に、「ビタミール ミックス」という、ニュースキンが開発した栄養成分を混ぜ合わせます。育ち盛りの子どもたちに欠かせない大切な栄養素を地元で育てられた穀物類と組み合わせることで、ビタミールが完成するのです。

 現地の雇用を生み、現地の農家を助け、現地の子どもたちに栄養を届ける。ビタミールは、単なる食糧支援ではありません。マラウイの未来に明かりを灯すための、壮大な仕組みづくりの1つなのです。

 できたばかりのビタミールを試食させていただきました。砂糖で甘味をつけたビタミールは、トウモロコシの香りが香ばしく、本当においしい! これが、もっとたくさんの子どもたちに届きますように。

 マラウイトリップ、最後の訪問先は、ビタミール工場に隣接する孤児院です。マラウイでは、エイズなどで親を亡くした孤児が100万人以上いるとも言われています。

 そんな孤児たちを受け入れ、育てているのが、こうした孤児院なのです。もちろん、子どもたちに大切な栄養を届けるビタミールも食事として提供されています。

 日本をはじめ、世界各国からやってきたゲストをもてなすために、子どもたちが歌や踊り、詩の朗読など、心温まるパフォーマンスを披露してくれました。いやいや、かわいいのなんのって。

 そして、日本からもってきたギフトをプレゼント。喜ぶ笑顔を見ると、本当に嬉しくなります。

 子どもたちと校庭で一緒に遊ぶ、楽しい時間も過ごすことができました。ふと思い出す、子どもの頃のなつかしい感覚。こうして、マラウイでの長い旅路が、優しく、ゆっくりと終わりを迎えたのでした。

 参加者の1人が印象に残ったこととして、こんな話を聞かせてくれました。彼いわく、私たちをニュースキンの関係者だと知った現地の人から「継続して支援をしてくれるニュースキンは、本当にありがたい」と感謝の言葉を伝えられたそうです。

 マラウイには支援のために短期間のボランティアで人がやってくることはよくあるけれど、いくら支援してくれる人が集まっても、短期間ではこの国の貧困を根本的に解決することは難しいのです。実際に学校などの施設をつくっても、現地の力だけではそれを運用することができず、施設そのものが取り壊しになってしまったこともあるのだとか。その中でも、1つの企業として継続した支援を行っているケースはあまり多くないそうです。

 将来的にはマラウイがビタミールを送らなくても自立して生活できる国になるよう、ニュースキンはこれからも継続した支援を行っていこうと思います。

 私たちを迎えてくれた、すべての方々に、深く深く感謝します。本当にありがとう。また、会いに行きます。

 ニュースキン製品の売上利益の1%が、マラウイへの支援活動などを行うForce for Good基金に寄付されています。
また、ニュースキンでは、会員や社員により購入・寄付された栄養食「ビタミール」を子供たちに届けるプログラム「ナリッシュ ザ チルドレン」に取り組んでいます。

ニュースキンの社会貢献活動を知りたい方は、こちらへ。

force for good

ニュースキンの、「豊かさをつくるためのお手伝い」「マラウイ トリップ」旅行記 前編(SAFI編)

 ニュースキンはさまざまな社会貢献活動を行っています。中でも「最貧国の一つ」とも言われているマラウイへの支援は10年以上にわたって継続的に行っており、着実に成果を上げてきました。みなさんからの支援は、実際にどのような形になって、マラウイに届いているのでしょうか?ニュースキンのメンバーとともに現地の様子を見に行ってきましたので、その模様をお届けします

これがマラウイ マジック。カムズ空港から宿泊先のホテルへ

まあ、とにかく遠いのです。24時間以上かけ、ようやく、本当にようやく、マラウイの空の玄関、カムズ国際空港に到着します。

 不思議なのは、到着したときの清々しさ。体に残る疲れはあっても、なぜだかトリップ参加者からは自然な笑顔が溢れます。

 言葉で表現するのは難しいのですが、マラウイには、独特の「かわいさ」があるような気がします。私たちの常識の斜め下をくぐっていく、絶妙なハズし加減が魅力なのです。

 たとえば、空港で目にした現地の人々。日本から輸入された中古車と思しきトラックの荷台に、軽く2〜30人もの人が乗り込む様子に、目を奪われます。

 これからどこに行くのかわかりませんし、なんだか危なっかしいなと心配にもなるのですが、それにしてもみんな、どこか楽しそうなんですね。

そんな中、困ったことに参加者の1人の荷物が空港に届かない、いわゆる「ロスバゲ」が発生。地元のスーパーマーケットへ買い出しに出かけました。

 日本とは比べ物になりませんが、生活雑貨はそこそこ揃います。物価はやや安め、と言ったところ。

 ここで一通りモノを揃えてから、ホテルに移動。車窓からは日本大使館が入っているビルも見えました。町の素朴さと豪華な建物が、思いっきりチグハグな感じ。さて、旅の始まりです。

自立のための農業学校「SAFI」視察へ

 GNPから見たマラウイ国民1人当たりの収入は、1日1ドル以下。しかも、これは富裕層を含んだ平均値なので、一般の生活水準はさらに低いのです。とりわけマラウイ経済のほとんどを支える農業従事者たちは、非常に不安定な生活を送っています。

 問題は、人口の大きな割合を占める農家の生産性です。機械化はおろか、ごく基本的なかんがい技術や土壌改良法も行き届いておらず、1世帯あたりの作物収穫高は家族を養うのにも十分ではないと言われています。

 現地の事業家と共にニュースキンが10年前に立ち上げた「School of Agriculture for Family Independence(家族の自立を支援する農業学校/以下SAFI)」は、そんなマラウイの現状に一石を投じる試みです。マラウイ各地の農村から毎年30組の家族がこの学校に集まり、1年間、共同生活を送りながら、農業の生産性を向上させる技術を学ぶことができるのです。

 有機肥料のつくり方、輪作やかんがいの方法、家畜飼育、さらには保存食をつくるノウハウや作物に付加価値をつける加工技術まで、幅広く学ぶことができます。荒涼としたマラウイの大地に突如として現れるSAFIの建物と敷地はまるでオアシスのよう! とても印象的でした。

 SAFIのカリキュラムはこれだけではありません。生徒たちは自ら技術を学ぶだけでなく、2年目には村へ戻り、学んだ技術を実践しながら広めていくという役割を担います。もちろん、SAFIスタッフのしっかりとしたサポートを受けながらの活動です。SAFIで学んだ家族だけではなく、より多くの家族が何世代にも渡って自給自足を継続できるようにと、考え抜かれたシステムなのです。

 今回の訪問では、SAFIを卒業した生徒たちの村にもお邪魔して、知識や技術がどのように伝えられているかを拝見したのですが…。

 とにかくもう、ビックリするくらい、SAFIで学んだことを丁寧に、しっかり実践しているんですよ。この辺り、生徒たちの真面目なキャラクターを感じます。

 収穫高が何倍にも増えて、あまった作物を売ることで収入を増やし、家に立派な屋根をつけたり、子どもを学校に行かせられるようになったりと、彼らの生活水準が確実に向上していることが伺えました。いやあ、結果につながっていることを実感できるのは嬉しいですね

マラウイの息吹を感じる、ディナー・パーティ

 太陽をいっぱい浴びた長い1日を締めくくるのは、郷土料理と音楽とダンスをたっぷり楽しむディナー・パーティ♪ アフリカといえば灼熱の大地、というイメージかもしれませんが、夜ともなると気温が一気に下がります。長袖を羽織って、マラウイの伝統的な料理をいただきます。

 味の方は、意外とあっさりとしていて食べやすい印象。おいしいです。マラウイの素朴で優しい国民性とリンクしている気がします。何より、アウトドアの開放的な空気の中で、ワイワイと過ごす時間が楽しいのです。

 そんなパーティを盛り上げてくれるのが、バンドやダンサーのみなさん。

 ゲームや歌を楽しんだあとは、全員が輪になって踊るダンスタイム! ダンサーたちの振り付けを真似るも良し、リズムと本能に身を任せクレイジーに踊りまくるも良し。はじける笑顔と歓声とともに、ゆっくりと夜は更けていきました。

Day 3 「SAFI」の陽気で明るい卒業式

 実践的な農業技術の習得を通じて、マラウイの農家をサポートするプログラム、家族の自立を支援する農業学校「SAFI」。今日は、2年間のカリキュラムを終えた生徒を送り出す卒業式。彼らの晴れ舞台です。

 来賓席には、ニュースキンやSAFIの関係者だけでなく、マラウイ政府の農業担当者など、VIPがズラリ。さすがの晴れ舞台です。

 そんな厳かな式典でも、中身はマラウイ流でした。歌やダンスはもちろん、なんと現地のコメディアンによる爆笑トークも登場。

 もちろん、英語ではなく現地のチェワ語なので、私たちを含め、外国人のゲストにはまったくわかりません。でも、卒業生を始めとするマラウイ人には大ウケ。これで、いいんです。

 私たち日本人にとって、「卒業証書授与」と言えば、静まり返った体育館に響く「はい!」の声。そして校長先生が待つ演台まで、背筋を伸ばして歩いていく、あの緊張の瞬間ですよね。

 ここSAFIの卒業式は、やはり違いました。アップテンポな民族音楽が響き渡る中、名前を呼ばれた卒業生たちがそれぞれダンスを踊りながら卒業証書を受け取りに行きます。満面の笑顔もあれば、緊張の面持ちもあり。陽気で明るく、どこかスローなマラウイらしさを感じられる卒業式でした。

 最後は、ニュースキン ジャパンからの寄付により、SAFIで学ぶためのサポートを受けている家族が生活している住居の前で記念撮影。通りかかった女の子にも、一緒に入ってもらいました。

 こんな笑顔、なかなか日本では見られないかも。

 豊かさをつくるためのお手伝い。それは、すべての人の心を豊かにする営みなのかもしれません。そんな思いを抱きながら、SAFIをあとにしました。

 マラウイ トリップはここで折り返し地点。明日以降の、CBCC(※)のレポートやビタミール工場の訪問の模様は、後編をお楽しみに!

子どもたちと、マラウイの未来のために。
「マラウイ トリップ」旅行記

 ニュースキンがさまざまな形で支援を行っているマラウイ。どのような人々にどのような形で現地へ支援が行われているのか、実際に目にして体験できるのが、ニュースキンの「マラウイ トリップ」です。

前編に続き後編では、ニュースキンのビタミールが生産されている現地の工場と、ビタミールを受け取っている子どもたちに会いに行ってきます。